二十四節気便り 2月19日雨水

皆さんこんにちは パーソナル薬膳トレーナーの緒形なおみです。

今日は二十四節気の雨水(うすい)  


2/4の立春で暦の上では春となりましたが、立春直後には東京でも雪が積もりましたし、そうかと思うと半袖でも良いくらいの陽気の日があったり…まさにこの時期ならでは三寒四温を繰り返していますよね。


 江戸時代に書かれた暦便覧では雨水は

『陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也』 とあります

立春を過ぎても『いやいやまだ寒いし2月は冬でしょ!』と感じますが、季節の変化(陰と陽の移り変わり)は、天から先に始まり、そのあと地上に降りてくるイメージをもって考えてみてください。

 暦の変わり方はいつもちょっとせっかちで、その後になってから地上の人間の生活が追いついていくように感じませんか?



やっと地上に陽気が届き始めたから 雪から雨に、氷から水へと変化していく頃なのでしょうね。

折しも 東京は雨。 

気温の変化に心身がついていけずに不調を感じる人も多いようです。春の山菜を見かける機会が増えてきましたので是非、取り入れてみてくださいね。


苦味の山菜は冬に溜め込んだ不要な物を出す解毒の作用があります。

☆体が冷えていると感じるときは ウドやふきのとうを

☆イライラしたり熱を感じるときは ふきやセリ、ぜんまいなどがおススメです。


 都会に住んでいるとスーパーで買う山菜は限られた時期にしか出会えないし、少量の割に高価なのでなかなか手が出ない~!という声も聞きますが、旬の走りはその季節を迎えるために大事な働きをしてくれるものが多いので、是非チャレンジしてカラダが喜ぶ感覚を味わっていただきたいな、と思います。


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