47歳の受験勉強　～医薬品登録販売者試験～

非常にお久しぶりになります。

パーソナル薬膳トレーナーの緒形なおみです。

ここ数カ月更新を怠っていたのにはそれなりに理由がありまして...

実は登録販売者の試験勉強をしておりました。

登録販売者って『ドラックストアや薬局で一般用の医薬品販売ができる専門資格』。

ドラックストアや薬局で販売される2～３類に分類される医薬品の販売ができる資格です。

（※一般用医薬品はそのリスク区分によって1類・2類・3類と分けられています）

ドラックストアなどでは9割が2～3類の医薬品ということなので、登録販売者がいればほとんどの一般用医薬品が販売できるので、企業にとっても(お自給の高い)薬剤師さんの確保に躍起にならないくていいというメリットがありますね。

　ではそんな資格を何故取ろうと思ったのか。

まず、私は毎年の健康診断以外ではほとんど病院にも行かないしお薬も飲まないので、病気や医薬品に対する知識が絶対的に不足していると感じていたから。

薬膳(中医学や漢方)の知恵で健康促進や体調の改善を目指しているのに、多くの人が口にしている医薬品がどんな成分でどうやって『効いている』のかということに触れたことがなかったから、薬や人体について西洋医学的な知識をいれてみたいなと思っていました。

そんな中で登録販売者の資格を持っている人が周りに結構居て、難しいとは聞いていましたがちょっと勉強してみようと独学で勉強をスタート。（就職を見据えての事ではなかったので、通信教育やオンライン講座は申し込まずお金をかけない方向でと決めていました）

ちょうど息子のお弁当作りも必要なくなる時期だったので、朝5時に目覚ましをかけて朝の家事を始める6時半までの間、約1～１時間半を勉強の時間として確保することにしました。

もちろん寝坊した日もあるし、ボーっとＳＮＳを眺めてしまっていた...なんてこともありましたが、15分でもいいから必ず何かする！と頑張りました。

東京での試験は9月10日　

終わってすぐに自己採点し合格基準をちゃんと超えていることを確認。一発合格を宣言していたので身近な人には多分受かった！と言っておりましたが、先日正式に東京都のホームページに合格発表が掲載され合格通知も無事届き、ようやく心からホッとできました。

合格後は、登録販売者研修1920時間を務めあげて初めて『登録販売者』と認められるので(それまでは研修中となるそうです)、本来ならばこれからドラックストアや薬局への就職活動が必要になります。

ただねぇ、ドラックストアのパートさんに聞くと、品出しやレジのお仕事がほとんどで勉強したことを最大限に活かす場面がなかなか少ないとのこと。

私はもう少し良い出会いを待って、今は別の方面でのお仕事を頑張ろうと思っているところです。

薬膳や中医学.漢方茶など、今やっているお仕事に関連して、いずれは漢方薬の販売も出来ればいいなぁなんてぼんやりとした野望。　

そんな悠長なことを言っている年齢ではないけれど、健康な体と目標があれば人生まだまだいくらでも可能性はあると思っています。　少しずつでも自分がなりたい姿に近づけるように‼