二十四節季便り 6月21日 夏至(げし)

 皆さんご無沙汰しておりました。パーソナル薬膳トレーナーの緒形なおみです。

さて本日は夏至ですね。言わずと知れた昼間の時間が一年で最も長い日

江戸時代に書かれた暦便覧では

『陽熱至極し また、日の長きの至を以って也』 とあります。


陰陽の陽、寒熱の熱の要素が最も強くなる時ですね。日が長く、陽のパワーも相まって活動的になれるし気分も上がり調子になる人も多い反面、強すぎる陽のパワーの影響を受けまくっている方が私の周りにもちらほらと…

赤いニキビが治らない、口内炎が痛い、喉が渇く、あとはいつも以上にイライラしやすいとかね。


 熱気って上に昇っていきますよね。人間の身体も同じことで、陽の気や熱は上に昇りやすく体の上部の熱として症状が現れやすくなります。(ニキビ・口内炎・のど渇く・頭に血がのぼるとか)

 逆に、冷気は下の方に降りていきやすい。だから冷えやすい水は下の方に溜まっていって、四肢のむくみとか、下痢症状などが現れてきたりします。

そこで砂肝ときゅうりの酢の物。 

きゅうり:体の熱を冷ましながら、むくみなど余計な水分を追い出します

鶏の砂肝:胃の調子を上げ消化不良の改善になると考えます。

暑かったり、湿気が多い時期って食欲が落ちる人も多いので、胃腸のケアも忘れずに

みょうがを入れて、酢の物にすることで体を冷やし過ぎないようにしているのもポイントです。

陽のパワーが良くない方向に暴走しがちな時には是非♪


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