二十四節気便り 4月4日清明

 皆さんこんにちは パーソナル薬膳トレーナーの緒形なおみです。

今日は二十四節気の清明(せいめい)

江戸時代に書かれた暦便覧では『万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としるる也』とあります。

あらゆるものが清らかで明るく、イキイキとはっきり鮮やかになる。草花の新芽もはっきりと何の芽であるかが分かるようになるねーっていう事ですね。

 

 先週実家の福岡に帰省をしていたのですが、福岡といっても都会の方ではなく、周囲は田んぼと山という地域で、徒歩10秒の散歩道には桜の木が連なり、足元にはつくしんぼやクサフジ?、オオイヌノフグリなどいわゆる雑草の類がわんさかあるような環境の場所です。

帰省をするのは お正月や夏休みが多かったのですが、今回春の良い陽気の時に帰省できたお陰で、実家周辺の自然環境を満喫することができました。

まさに清明の季節の如く、何となくしか感じていなかったことがはっきりと、明らかに感じられる出来事でした。


 子供のころは当たり前すぎて何にも感じていなかった草花たちですが、薬膳を学び、漢方や生薬を知っていくうちに、植物に興味が湧くようになり、植物を知りたいという気持ちがどんどん湧いてきます。 昨年秋からお勤めを始めた植物園内のカフェのお仕事も、朝はハーブを摘んでハーブウォーターを作るところから始まります(何より好きな業務内容です♪) 知らなかったハーブがお馴染みのハーブになり、植物の成長の過程を感じたりできるのも特権だなぁと思っています。


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 暦便覧にもあるように ただの小さな芽だったものが、『此芽は何の草としるる也』というように特徴が明らかになってくる頃。

我が家の鉢植えにも謎の新芽が出てきています。 この芽は何の草かと知るにはまだまだ私の経験値を上げる、もしくは成長を確かめる必要がありそうです。

マンションの修繕工事のため室内保管を余儀なくされているガジュマル君

そしてその横で伸びてきた 君の名は?




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