二十四節気便り 3月20日 春分

 皆さんこんにちは パーソナル薬膳トレーナーの緒形なおみです。

さて、今日は春分の日ですね。


春分の日は昼と夜の長さが同じになる日。陰の季節から陽の季節に転じる日でもありますね。

秋~冬=陰 / 春~夏=陽

この入れ替わりの時期、バランスの取れた時期のようですが、実はこんな時が一番『揺らぐ』

私は天秤やシーソーで例えることが多いのですが、陰が強い冬は陰が圧勝。 夏はその逆。

しかし春や秋、ましてや春分となるとちょうどバランスをとろうとして、余計にゆらゆら・・・



最近のお天気でいうと、20℃近くまで気温が上がり半袖の陽気だったかと思えば、急に冷たい北風と冬のような気温になったりしましたよね。こんな急激な変化ではカラダへの負担は相当なもの。

そして年度末・卒業式シーズンでもあるので環境的にも、そして精神的にも揺れ動きが激しいと思います。

お子さんが急にイライラしがちになったりするのも情緒が安定しないのも、こんな時期だからこその出来事かも知れません。子供からの理不尽なイライラ➡親イライラ➡怒る➡子供さらに不機嫌になる➡親さらに不機嫌になる➡・・・負のスパイラルに陥りそうになったら

  もう、『そんな時期だ』と諦めましょう(雑!)

でも、そんな時期だと諦めて放っておいたら、しばらくしたら案外ケロっとしてお腹空いた、って言ってきたりします。

で、そこがチャンス!!

すかさず美味しい物をだしてあげて、『気』を巡らせてあげましょう!イライラしてるのって『気』が滞っている『気滞』という状態の時。満たして巡らせるとココロの調子もよくなります。

特に甘いものは落ち着きますからね、お芋をふかしたり(面倒だったらレンチンで!)、フルーツを食べたり。

この時期は柑橘類も色んな種類が出回りますよね。酸味で五臓の『肝』(自律神経系を司るところ)をケアできるのでとってもおススメ。私はさつま芋のはちみつレモン煮を時々作り置きしています♪


 『揺らぎ』の時期ですが、せっかく陽の気が上がり体も緩んでホッとできるようになってくるので、伸び伸びと過ごしてくださいね




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